(゚∀゚)イ㌔!乳がんサバイバー☆。.:*・゜

2017年夏にステージ2手前の乳がん発覚。全摘手術後、ホルモン療法で経過観察6年目。無駄に元気な乳がんサバイバー実践中。

いろいろありました②おじいちゃんのこと。

しばしブログを放置していました時期

いろいろなことがございまして。

 

その最たるものが、おじいちゃんの逝去でした。

 

おじいちゃん、というのは

うちの旦那のお父さんのことです。つまり義父。

 

一昨年の冬の初め、軽い脳梗塞を起こし

右半身に麻痺が残ってしまいました。

以降、数ヶ月の入院およびリハビリ生活を経て

「このままリハビリを続けても、劇的に回復する見込みはない。

しかし、麻痺があるため自宅で暮らすことは困難」

…という状況になりまして。

 

幸い、家から近い介護老人保健施設に空きが出たので

そこへ入居することになりました。

 

施設での生活が始まり、8ヶ月くらいの頃

腸炎からくる低血圧と脱水で、病院へ救急搬送され

そのまま入院となりました。

 

脳梗塞の後遺症で、飲み込む力が弱くなっていたため

入院後は、誤嚥性肺炎を何度も何度も繰り返しました。

その間、インフルエンザにもかかってしまい

ただでさえ弱っていた身体は、さらにやせ細っていきました。

 

そして今年の3月初め。

病院の主治医の先生から呼び出しがあり

「また肺炎を起こしています。ただ今回はかなり重いので

医師としては積極的な治療は勧められません。

なので、本人が極力苦しまないよう緩和をして、

見送るような処置をするのが最善かと」

……。

 

あぁ、事実上の宣告なんだな。

一緒に話を聞いた旦那と、そう思いました。

 

ところが。

あと一週間がヤマかね、みたいな話をしていたところ

看護師さんたちが急にバタバタ動き出しまして。

「心臓の動きが弱くなってきていますので

どなたかは必ず病室に待機していてください」

 

え?

 

その頃、旦那の妹夫婦も病室に到着したのですが

まるで来るのを待っていたかのように

あっけなく、静かに、息を引き取りました。

 

人の亡くなる瞬間って、こんなにあっさりしてるんか…

これが正直な感想。

まぁこんなパターンでない人もごまんといるんでしょうけど。

 

それからは、葬儀だなんだとバタバタな日々が続き

ちょっと時間がたったら、とんでもなく悲しい気持ちに急に襲われたり…

 

結婚以来、21年も一緒に暮らしていたんですもん。

65歳ころから亡くなる80歳までは、毎年のように何かしら患って

しょっちゅう入院していましたが

入院しているときも、施設にいるときも

仕事が休みのたびに、様子を見に行って話をしたり

手続きやら洗濯物やらいろいろやっていたから…

 

正直、誰よりもおじいちゃんの病状を把握し

いちばん傍でお世話をしたという自負はあります。

 

いまは、四十九日&納骨も終わり

次は新盆と、一応ひと段落ついた状態なんですが

いまだに仏壇の前に座ると涙が出てきたりします。

 

実母が亡くなったときより、なんだかダメージが大きいというか。

不思議ですね。

家族ってこういうことなんかなぁ…なんて思います。